本記事では、オリンピックのラグビー競技で東京オリンピック2020でも競技が行われる7人制ラグビー「セブンズ」についてご紹介します。

一方で、15人制ラグビーの国内リーグ「ジャパントップリーグ」の情報はこちらの記事から。当サイトではラグビーワールドカップ日本代表選手31人の所属チームもまとめていますので、観戦計画をたてるのにお役立てください。

7人制ラグビー(セブンズ)とは
7人制ラグビーのセブンズのルールや特徴についてご紹介します。
ルール・試合形式
通常の15人制ラグビーと比較し、下表にまとめました。
コートの広さは同じですが、試合時間は15人制の40分ハーフと異なり、7分ハーフで行われるなど、7人制特有のルールも存在します。
7人制 | 15人制 | |
---|---|---|
100m×70m | コートの広さ | 100m×70m |
7分ハーフ | 試合時間 | 40分ハーフ |
2分以内 | ハーフタイム | 15分以内 |
2分 | シンビン(イエローカード) | 10分 |
3人 | フォワード | 8人 |
4人 | バックス | 7人 |
5人 | リザーブ | 8人 |
3人 | スクラム | 8人 |
トライしたチーム | リスタートキック | トライされたチーム |
特徴・見どころ
前の章でご紹介した通り、15人制と同じコートで1チーム7人で試合が行われます。
- 広大なスペース有効に使い、スピードとパワーでラインブレイク
- 独走からトライを決めるシーンが多く、セブンズ特有の見応えがある試合展開も
- 選手にはスピードとパワー双方が求められる
- バックスの選手がひとつのキーポイント
- 1日に2,3試合行われることが多い
尚、15人制のラグビーワールドカップの日本代表のレメキ選手や、元日本代表キャプテンの廣瀬さんもセブンズの日本代表経験があります。
さらに、15人制ラグビーを引退した福岡選手は東京オリンピックのセブンズの日本代表を目指すことも表明しており、注目のスポーツです。
国際大会ワールドラグビーセブンズシリーズ
セブンズは、15人制のラグビーワールドカップ同様、国際大会が行われています。
名称は「ワールドラグビーセブンズシリーズ」。
毎年、11月~5月にかけて16チームで優勝が争われ、当年で10*のラウンドを世界10都市で開催し、優勝国を決定します。(*2015年シーズンから)
2019-2020シーズンは、2019年12月のドバイ(アラブ首長国連邦)ラウンドから開幕。
日本代表はドバイラウンドを含む一部のラウンドに出場します。
詳しくはこちらの記事から。日本が参戦するラウンドを含む全10ラウンドの日程の一覧も紹介しています。

セブンズシリーズ・ラグビー日本代表のテレビ中継・ネット配信
ラグビー日本代表セブンズが出場するワールドラグビーセブンズシリーズは、WOWOWがテレビ中継・リアルタイム配信します。
日本代表が大躍進を遂げたラグビーワールドカップで日本のラグビー熱が大きく高まる中、7人制ラグビーの世界最高峰「ワールドラグビー セブンズシリーズ」を放送する。
WOWOW公式サイトより引用
毎年10月から翌年5月まで世界各地を転戦するこのシリーズ。男子では、昨シーズン総合優勝の“7人制最強”フィジーや、ニュージーランド、南アフリカ、イングランドといった15人制でも強豪の国々が参戦。各大会では、これらの国々を含むコアチーム15カ国(全大会出場)に各大会ごとに選ばれるゲストチームを加えた16カ国が予選プールとトーナメントを戦い、1位~16位までの順位を決める。各大会ごとで順位に応じたポイントが与えられ、その合計ポイントによって総合優勝が決まる。
日本代表はドバイ、南アフリカ、香港の3大会にゲストチームとして出場予定。リオ五輪ではニュージーランドなどの強豪を破りベスト4という好成績を収めた日本代表。7人制ラグビーでも世界を驚かすのか、彼らの戦いに注目したい。
- WOWOWは加入月無料
- 但し、最短の解約は加入月の翌月から(月額2,300円税抜)
- セブンズ日本代表の試合のテレビ中継
- メンバーズオンデマンドでもリアルタイム配信
- オンラインならPC・スマホ・タブレットで外出中でも見れる
初戦は12月8日(日)の23時から。
ワールドカップで活躍した15人制同様、こちらのラグビー日本代表セブンズの試合も見逃せません。